お気に入りのカメラを

いつまでも使い続けるための
代用電池いくつかの選択 

PX625Uアルカリ電池、空気亜鉛電池、変換アダプター(LR44、SR44) TOPページに戻る


久しぶりにかつて愛用していたカメラを手にして、



       懐かしさとともにシャッターを切ってみる。
それだけのことなのだが
心地良い時間が過ぎていく。
とはいえ、実際に写真を撮ろう! 



そう思い立っても大きな問題が一つ。



       そう電池がないのだ。
水銀電池は、主要国では、
すでに生産中止となり、



       市場で目にすることはほとんど無くなった。
思い出のカメラだけでなく、
祖父や父から譲り受けたカメラに



もう一度活躍の場を与えたい!
そんな方は、ぜひ読んでみてください。

 

PX625U アルカリ電池の場合

特徴

サイズは、MR-9、PX625、PX13と同じサイズで電池室には問題なく収まり、電子式、電気式のカメラで問題なく使用できます。コイル式のメーターを振らすような方式のカメラの場合は、電圧が1.5ボルトと少々高めなため、3分の2から最大1.5絞りほどアンダーに仕上がります。これは、信頼できるカメラで露出を測定したあと、同じ数値を示すように使用カメラのISOフィルム感度を調節することで使用可能ですが、水銀電池と電圧減衰の仕方違うので、電池が減るに従って露出不良になる可能性が高くなります。データーを一度取ったなら、撮影に出かけるときは、新しい電池を入れて出かけた方がよいでしょう。もちろん、電子式、電気式のカメラの場合、気にせず使えます。また、以上のことは、基本的に露出にシビアなリバーサルフィルム(ポジフィルム)使用の場合で、一般のプリント用ネガフィルムを使用する場合は、それほど気にしなくてもいいのではと、私は考えています。

使用可能機種一覧を見る

 

Wein 625空気亜鉛電池の場合

特徴

MR-9、PXー625、PX-13の代替電池として開発されたもので、外形だけでなく安定して1.35ボルト(正確には1.36ボルト)の電圧を供給してくれる。古い機種を性能をフルに引き出そうとするなら、この電池に勝る物はない。電池に貼り付けられたシールを剥がすことで発電が始まり、約30秒後から使用可能になる。ただし、カメラを使用しなくても発電プロセスは続いているため、カメラを使用しない時には、セロハンテープなどで空気を再度遮断すると、より長い間使用できます。また、未使用状態の保存期間も約10年と長いのも魅力。弱点としては、電池単価が高いこと。新品のPX625U電池を常に交換して使い続けることを考えれば逆にコストパフォーマンスは高いとも言える。

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Wein 675空気亜鉛電池の場合

特徴

MR-44、PXー675、H-Cの代替電池として開発されたもので、外形だけでなく安定して1.35ボルト(正確には1.36ボルト)の電圧を供給してくれる。古い機種を性能をフルに引き出そうとするなら、この電池に勝る物はない。電池に貼り付けられたシールを剥がすことで発電が始まり、約30秒後から使用可能になる。ただし、カメラを使用しなくても発電プロセスは続いているため、カメラを使用しない時には、セロハンテープなどで空気を再度遮断すると、より長い間使用できます。また、未使用状態の保存期間も約10年と長いのも魅力。弱点としては、電池単価が高いこと。新品のLR44を常に交換して使い続けることを考えれば逆にコストパフォーマンスは高いとも言える。

使用可能機種一覧を見る

 

SR-44→MR-9電圧降下型

変換アダプター(市販品)の場合

特徴

ある種の電気回路を載せることで電気的にLR44、SR44型電池の電圧を1.35ボルト前後に降下させPX-625、PX-13、MR-9と互換性を持たせている。ただし、LR44、SR44電池の出力が水銀電池に比べて低いので特定機種の一部機能(キャノンEF・キャノンGVチェッカー不点灯)が使用できない場合がある。また、1個あたり2900円(関東カメラ製)と定価が高い。

 

SR-44→MR-9電圧降下型

変換アダプター(手作り)の場合

特徴

使用済みPX-625アルカリ電池のケースを使い半導体を使うことで、平均出力電圧1.35ボルトと市販アダプタとほぼ同等の性能と互換性を持たせた手作りアダプタ。ただし、製作には、部品(端子、半導体、絶縁体)等の部品と電動ドリル、ドリルビット(2ミリ、6ミリ、10ミリ)、精密金属ヤスリ、半田コテ、半田、ラジオペンチ等の工具類が必要となり、それなりの工作技術も必要となる。耐久性は市販品に比べて落ちるが、普段操作を繰り返すパーツではないため、数年の使用は十分可能。破損した場合の修理も構造が単純なため簡単です。

アダプターの作り方を画像にまとめてみました。画像を見る

使用パーツを全て揃えたキットを作ってみました。キットの内容を見る

 

 

SR-44→MR-9電圧無変換

簡易変換アダプターの場合

特徴

アダプターと言うと大げさですが、LR44、SR44電池の外径をMR-9に合わせるスペーサーです。個人でのカメラメンテナンス&リペアが盛ん欧米では、リペア系の解説書にも必ず取り上げられているV625U以外で最も一般的な方法です。当然、出力電圧は、LR44なら1.5ボルト、SR44なら1.55ボルトとなります。625Uアルカリ電池と同じように電子式、電気式のカメラで問題なく使用できます。また、コイル式のメーターを振らすような方式のカメラの場合も同様ですので625Uの項をご参照下さい。ただし、LR44は、電池容量が100mA程度しかなく、電圧降下も急速に起こり、露出をある程度許容範囲内に収めるためには、より頻繁な交換が必要となります。また、SR44電池は、出力電圧が最も高く1.55ボルトあるので、露出補正により注意必要です。

 

カメラを改造して

半導体をカメラ自体に内蔵させてしまう

特徴

 

コイル式のメーターを振らすタイプのカメラなら、前出の手作り変換アダプターに使用した半導体を、電池ケースから露出計につながるリード線に半田付けしてしまえば、625U、簡易変換アダプタをそのまま使っても電圧の問題はほぼ意識せずに使用可能! メンテナンスに自信がある方はぜひチャレンジ! 半導体自体は、直径1ミリ×長さ2ミリほどの小さなものですので簡単にカメラボディ内に収納できます。私もコンパクトカメラ数台に内蔵してSR44電池で使っていますが、電圧が安定することから、補正値も一度決めてしまえば、SR44電池が消耗するまで安心して撮影に専念できます。

 

水銀電池とアルカリ電池、

酸化銀電池、空気亜鉛電池の放電特性を知ろう!

空気亜鉛電池は、カメラを使用しない場合、

空気穴を再度テープ等で塞げば、実使用期間はより長くなります。

アルカリ電池は、LR−44です。V625Uの場合2倍程度の容量があります。

酸化銀電池と水銀電池の中間ぐらいの寿命とお考え下さい。

知っておきたい各電池の電圧と容量!

電池名

公称出力電圧

公称容量

連続標準負荷

Wein空気亜鉛電池 1.35V 600mAH以上 1.0mA
625U 1.5V 200mAH 0.2mA
LR44 1.5V 100mAH前後 0.2mA
SR44 1.55V 160mAH前後 0.22mA

気温20度での論理値です。LR44,SR44については、パナソニック公表値


改造工作しない場合の結論

水銀電池は、一定電圧を長期間にわたって提供してくれるという意味で、

カメラの露出計用電池として、優れた性質を持っていました。

しかし、製造が中止された現在、水銀電池とほぼ性能を持つのは、

Wein空気亜鉛電池だけ。ただし高価です。

同じ程度の値段で入手しやすさが同程度なら、

LR44より625Uの方が2倍の電池容量でお得!

LR44とSR44では、見かけは同じでも電圧降下の仕方が違います。

SR44は、最後に急激電圧は降下しますが、

れ以前の電圧は安定しており露出精度も安定しています。

但し、電圧が1.55ボルトとより高いので

コイル切れ等使用機種によって注意が必要です。

 

SR44→MR-9変換アダプター(市販品)以外は、

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